2010年11月15日月曜日

平城遷都1300年祭の「曲水の宴」

平城遷都1300年祭、終わってしまいましたね・・・

「曲水の宴」をされるという情報を聞きつけ、
行ってしまいました、奈良まで
(こちらでは「ごくすいのえん」と読むのだそうです)

超混みの大極殿も入らずに、向かったのは

東院庭園
 
当たり前だが浜北よりも広い!
やっぱり本場だ、金のかけ方も違うね
 

貴族のみなさま登場

時代考証の解説も細やかに・・・

本日の歌のお題を胸に、各々庭園内を散策
衣装が豪華!持ち物も本格的に再現

 
気に入ったところで歌を作る準備

・・・って、いきなり酒飲んだ
杯、池に流さんのか、
(確かに、あの池では流れそうもなかった)
ちょっと勝った!

先に飲んでから歌をつくる説らしい


歌は漢詩、木簡に墨書

おねいさんがとても綺麗だ。俳優さん?


童子の装束の色、ちょと派手すぎないかな
(いらん心配かな)



歌の次は、宴会だ
右手には正倉院宝物の「鳥毛立女屏風」の模造品
背後に控えているのは天理大雅楽部のみなさん
このあと雅楽と舞の披露もあり

国の施設に県、市のバックアップ
協力団体も強力で
やっぱり、
奈良ならでは
曲水の宴でした

万葉まつり 曲水の宴とは

浜北万葉まつりのメイン、
曲水の宴(きょくすいのえん)について,
もうちょっと。

曲水の宴とは、
曲がりくねった池のほとりで歌を詠んで楽しむ宴です。

日本では、聖武天皇の頃には行われていたことが記録に残っています。
それより前の時代でも行われていたようですが、
はっきりしたことはわかっていません。
もちろん、起源は中国。朝鮮半島でも行われていたようです。

浜松市の浜北万葉まつりのは、奈良時代の貴族の宴を再現したものです。
平城京の庭園遺構を模した曲水庭園で行われます。

万葉の森公園 曲水庭園の曲水池
曲水池と言っても、川のように流れがあります。(それがミソ)

まず、参加者たちは庭園の景色を楽しんだあと、
歌を作ります。(浜北では、短歌です。)
ミス浜北 かわいいな~




←ほんとは木簡に書くのでしょうが、
都合により(?) 
紙の短冊

   
池の流れの上のほうから、花筏に乗せた杯が流されてきます。
それが自分の所に来るまでに歌をつくります。


酒が流れてきましたよ


童子が酒を取り、参宴者は杯を飲み干します。

曲水の宴は浜北のほか、京都の城南宮、九州大宰府などでも行われていますが、
どこも平安時代の装束での再現であり、
奈良時代での再現で毎年行っているのは浜北万葉まつりだけのようです。

(今年、平城遷都1300年祭でやってたですが
そのことについてはまたの機会に)

浜北万葉まつり

第17回浜松市浜北万葉まつり
 平成22年10月23日(土)・24日(日)に開催されました。


浜北万葉まつり
「曲水の宴(きょくすいのえん)」の様子です。


中央が今年の「ミス浜北」。かわいいです

でも、左側の後ろ向きの女性もなかなかの美人
(この写真で見えないのが残念)

その奥の女性もきれいな方でした

今年はわりと「アタリ」な感じ。